心臓血管外科医渡邊剛の40年の軌跡 ~My Story~
キーホール手術へのこだわり
キーホール手術を行うためには様々な工夫が必要です。キーホール手術は小切開手術の延長ではありません。全く別次元のものです。工夫を重ね、またその孔をいかに少なくするかに注力し、孔を5つから4つ、そして2022年より4つから3つにすることに成功しました。孔を4つから3つにするには特別な工夫が必要であり、それには大変な情熱と創意工夫が求められました。詳細は割愛しますが、世界で3つの孔だけで手術を行っている病院は他にありません。世界に3カ所、キーホール手術を行っている病院がありますが、どこもまだ4つの孔で行っています。
傷が小さいこと=体への負担や出血が少なく、早期に退院でき、障害をきたさないということです。これは当院で手術を受けにいらっしゃる患者さんたちが最もよく理解しているからだと思います。

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