心臓病の種類とそれぞれの症状

心臓の病気(心疾患)は、日本人の死因の第2位となっています。
手術のこと、治療のことを考える前に、知っておいていただきたい心臓病の種類とそれぞれの症状についてまとめましたので、ご参考ください。

心臓の弁の開閉機能に異常心臓弁膜症
(しんぞうべんまくしょう)とは

心臓にある弁が正しく機能せず、本来の役割を果たせなくなる病気です。
弁の開きが悪くなって血液の流れが妨げられたり、弁が完全に閉じなくなり血液が逆流したりします。

心臓の中の壁に穴がある先天性心疾患 心房中隔欠損症
(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)とは

心臓の中にある「心室中隔」と呼ばれる壁に、生まれつき穴が開いている疾患です。
左心房から右心房に血液が流れてしまうことで、右心房や右心室、さらに肺の負担が増えます。

ある日突然命を奪われることも 心筋梗塞・狭心症
(しんきんこうそく・きょうしんしょう)とは

動脈硬化により、心筋に血液を送る冠動脈が閉塞する、あるいは狭くなる病気です。
心臓の機能が著しく低下し、重症の場合は死に至ることもあります。

大動脈が瘤のように拡張 胸部大動脈瘤
(きょうぶだいどうみゃくりゅう)とは

大動脈の壁が弱くなり局所的にコブのように拡張する病気です。
動脈瘤で最も恐ろしいのは破裂です。また突然、血管の内膜が裂けることもあります。

心房細動から脳梗塞へ 心房細動
(しんぼうさいどう)とは

心房細動が持続すると血栓(血液の塊)ができやすくなり、脳の主要な血管(脳動脈)が閉塞され、脳梗塞を引き起こ原因になります。

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ニューハート・ワタナベ国際病院の紹介

心臓血管外科・循環器内科を中心とした高度専門治療を行う「ニューハート・ワタナベ国際病院」では、身体に優しい小切開手術や手術支援ロボット、ダビンチを用いた超精密鍵穴(キーホール)心臓手術などを提供しています。診察から手術を通して痛みや負担から患者さんを解放することを目標にし、日々工夫しています。
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