渡邊剛について論文のご紹介

  • タイトルAlternative Method for Cardioplegia Delivery During Totally Endoscopic Robotic Intracardiac Surgery
    (日本語訳:ロボットを用いた完全内視鏡手術(キーホール手術)における心筋保護液注入法)
  • 著者 Go Watanabe, MD, PhD, and Norihiko Ishikawa, MD, PhD
  • 発表年 2014年9月
  • 掲載誌 The Annals of Thoracic Surgery
  • 抄録 完全内視鏡手術(キーホール手術)を用いて行う心内手術における心筋保護液注入法については定型的な方法はまだない。僧帽弁閉鎖不全性に対する弁形成術や心房中隔欠損閉鎖術における、上行大動脈遮断と心基部からの心筋保護液注入にさいし、心筋保護注入用の穿刺針の周りにゴム糸でタバコ縫合を置き、抜去時ににゴム糸を緊締することで1時止血を経た後に、縫合止血する方法を考案した。この方法は穿刺針抜去時の出血量が極めて少なく、かつ勝時間的余裕を持って止血操作ができる極めて良い方法であると思われる。

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