渡邊剛について論文のご紹介

  • タイトル Medical Care Issues in Japan Highlighted by the Regulatory
  • 著者 September, 2011
  • 発表年 February, 2012
  • 掲載誌 Surgery Today
  • 抄録 1994年より開発が進められていたアメリカ Intuitive Surgical社の“da Vinci surgical system”が1998年に市販化され、その後12年が経ちました。日本でもようやく昨年末に“da Vinci S surgical system”が薬事承認されましたが、この機械の薬事承認などを通して当事者としての私が見た日本の医療の問題点が浮き彫りにされました。それは、デバイスラグと保険制度の限界です。ロボット手術等、先進医療という視点から見た以上の2つのゆがみは、日本の医療の問題点の氷山の一角です。この機会に社会的な貴重な資源としての我々外科医のあり方、待遇等、このコラムを読んでいただいている外科医のみなさんも改めて考えていただき、21世紀の医療を見据えて頂きたいと思います。

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