渡邊剛について論文のご紹介

  • タイトル Use of Barbed Suture in Robot-Assisted Mitral Valvuloplasty
    (日本語訳:ロボットを用いた僧帽弁形成術におけるBarbed Sutureを用いた人工弁輪装着法)
  • 著者 Go Watanabe, MD, PhD, and Norihiko Ishikawa, MD, PhD
  • 発表年 2015年1月
  • 掲載誌 The Annals of Thoracic Surgery
  • 抄録 ロボットを用いたキーホール僧帽弁形成術においては人工弁輪を装着する時間が大きな問題である。装着に時間を要する理由としてロボットを用いた機械吻合操作に多くの時間が使われるからである。私たちはV Locという1方向性のみ貫通可能なモノフィラメント糸を用い連続方法で僧帽弁輪に人工弁輪を装着する方法を開発した。V Locを用いることで単結節に見られるような糸結節が心腔内に露出しないために術後の血栓形成が起こらず平滑な弁輪表面となる利点があり、また結節法に比べ半分程度の時間で人工弁輪装着が可能となるロボット キーホール僧帽弁形成術に大変有効な方法と思われる。

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