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心臓弁膜症の成功率99.7%の手術

心臓弁の機能を取り戻す心臓弁膜症の手術

弁膜症の手術がどのような術式になるかは弁膜症の状態、患者さんの年齢、合併疾患などから総合的に医師が判断し、患者さんと十分に相談の上、決定します。

高い割合で安全な形成術を適用僧帽弁形成術

  • 手術後の退院までの日数:5~10日間
  • 保険適応(ダ・ヴィンチ手術は適応外)

僧帽弁形成術は通常の弁置換と異なり高度な技術が必要ですが一方、自己の弁を使えるために抗凝固療法(ワーファリンなど)の服用義務がないことと、感染症や血栓症のリスクが低下します。リウマチ性の弁膜症の一部では弁置換になりますが、事前の検査で僧帽弁形成術が可能と私たちが判断した場合、ほぼ100%手術では形成術を行うことが出来ます。また、正中切開よりも右胸からの小切開ならびにダ・ヴィンチ手術での弁の観察がとても容易で、自然な状態で観察ができるために正確な弁形成ができ、良い結果をえることが出来ます。

手術のリスクはほぼゼロ大動脈弁置換術

  • 手術後の退院までの日数:7~10日間
  • 保険適応(ダ・ヴィンチ手術は適応外)

大動脈弁置換術は、ごく普通の心臓手術と思われがちですが、全国平均の手術死亡率は2~3%と高く、決して安全な手術とは言えません。チーム・ワタナベでは手術の安全性を高めるため研究を重ね、さまざまな工夫をしています。たとえば、人工弁の縫合技術を見直すことで手術時間を著しく短縮しました。また大動脈弁の狭い患者さんには「ステントレスバルブ」という特殊な弁を使用します。さらに心停止液の組成や投与法を研究改善し、患者さんの負担を軽減しています。

限りなく正常な大動脈弁を取り戻す大動脈弁形成術

  • 手術後の退院までの日数:7~10日間
  • 保険適応(ダ・ヴィンチ手術は適応外)

自己心膜を使った大動脈弁形成術を行っています。人工弁はもともとの大動脈弁と比べて弁口面積が小さいため、術後に人工弁の前後で圧較差が生じて狭窄症が残ってしまうケースがあります。形成術の場合、大動脈弁前後での圧較差はほとんどなく、限りなく正常な大動脈弁を取り戻すことができます。抗凝固剤(ワーファリン)の服用が不要なため、歯の治療や大手術を予定している方、出産をひかえた女性にも適用できます。
新しい技術であることから、長期にわたる耐久性は不明ですが、考案者の尾崎教授は5年の経過観察において、ほとんどの患者さんで弁が逆流なく機能していることを報告しています。

過去14年間のチームワタナベの弁膜症手術成績

世界の平均は97%、日本の有名病院も98%です。
我々の実績は表に記す通り、99.7%、90歳の患者さんも手術を行っています。

症例数 2000-2014年 単独弁膜症手術
日本国内 国外その他の患者さん
2000-2010 609 10
2011 69
2012 151
2013 167
2014 125
1,121
総計 1,131例
手術成功率(元気に退院) 2000-2014年(1,131例)
待機手術 99.8%
緊急+待機手術 99.7%

注:待機手術とは予定手術

関連ページ

ニューハート・ワタナベ国際病院での開院からの手術実績
(2014年5月19日~2016年10月31日)
  • 手術件数
    1152件
  • 心臓手術成功率
    99.7%
(心臓手術 合計790件)
※ 成功率=100%➖手術死亡率(術後30日以内)

チーム・ワタナベ手術成功率
2000年-2014年

狭心症・心筋梗塞 2,484例 99.6
心臓弁膜症 1,131例 99.8
大動脈瘤 292例 99.7

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