心臓血管外科医 渡邊剛 公式Webサイト
心臓手術のご相談はこちらまで(24時間対応) ※携帯・自動車電話・PHSからもご利用になれます。
0120-599-119

よくあるご質問狭心症・心筋梗塞について

Q年間どのくらいの人が治療を受けていますか?
A 日本では年間、冠動脈バイパス術が約2万件、カテーテル治療が約15万件、行われています。比率としては1:7.5となりますが、米国では1:2~3と日本に比べて冠動脈バイパス術の割合が高くなっています。
Qカテーテル治療と冠動脈バイパス術はどのようにして決められるのですか?
A 冠動脈病変の程度、患者さんの全身状態、並存する疾患(腎機能障害、肺障害など)から総合的に判断されます。しかし両者の適応範囲はかなり重なっており、どちらの治療を選択してもいい場合も少なくありません。内科、外科の両方の医師から話を聞いた上で治療法を選択することをお勧めします。
Q冠動脈バイパス術で、体の他の部位の血管をバイパスのために取ってしまっても大丈夫ですか?
A 大丈夫です。バイパスの血管として内胸動脈、橈骨動脈、胃大網動脈、大伏在静脈などが使われます。どの血管を外しても、別のルートで血液が流れるようになっており問題はありません。
Q冠動脈バイパス術のOff-pump手術とOn-pump手術の違いはなんですか?
A 従来行われていたOn-pump手術では、人工心肺装置を装着して血液の循環を維持し、心臓を停止させた状態で冠動脈の吻合を行う術式です。
これに対しOff-pump手術は人工心肺を使用せず、心臓も普通に動かしたままで冠動脈吻合を行う術式です。Off-pump手術はより高度な技術を要しますが、心臓を停止させたり、人工心肺を使用したりしないため患者さんへの負担は軽く、また合併症も少ない手術方法といえます。
当科ではほぼ100%の患者さんにOff-pump手術を行っています。
Qロボット手術とはどんな手術ですか?
A 当院に設置している手術用ロボット「ダ・ヴィンチ」を用いた手術です。小さな傷から内視鏡カメラとロボットアームを挿入して、バイパス血管の採取や、冠動脈の血管吻合を行う手術方法です。体への負担も少なく、痛みも軽度なため早期の退院、社会復帰が可能です。