心臓血管外科医 渡邊剛 公式Webサイト
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手術をご希望される方へ入院から退院までの流れ

成人後天性心疾患の開心手術を受ける患者さんの入院から退院までの流れについてご説明いたします。

外来にお越しの際(申請の準備をしておいたほうがよい書類など)

手術を前提にお考えの方は、お住まいの市町村区で『身体障害者診断書』『自立支援医療(更生医療)』の申請書を外来の時にお持ちください。申請しておくと医療費など様々な支援を受けることが出来ます。自治体ごとにサービス内容は異なります。

※申請手続きにお困りの方や詳細を知りたい方は、ソーシャルワーカーにご相談をお繋ぎいたします。患者さんの不安を少しでも軽減できるように努めておりますので、何でもご相談ください。

入院の約1カ月前

この時期を目安に、病院から自立支援医療(更生医療)身体障害者手帳の診断書を受け取り、お住まいの自治体に提出して頂きます。

書類によっては検査が必要になり、書類が完成するのは多少前後する場合がございます。ご了承の程、宜しくお願い致します。また、70歳未満の患者さんはご加入の健康保険に『限度額適応認定証』の手続きをして頂き、交付を受けられてご準備下さい。限度額認定証をご提示されると、病院からの医療費請求額を自己負担限度額までの金額(月単位)にとどめることができるため、患者さんの医療費負担を抑えることが出来ます。


入院

通常、手術日の5~7日前に入院していただきます。当日、『限度額適応認定証』をご提示ください。
病棟にて看護師から入院生活についての説明、必要な検査、診断を行います。その際わからないこと、ご心配な点は何でもお聞きください。

術前検査

最低限の術前検査は紹介元の循環器科、または心臓外科外来にて済んでいますが、例えば弁膜症の場合には詳細な心エコー検査を行ったり、入院後いくつか術前検査を加えて行います。
糖尿病、腎障害を伴った患者さんの場合、状況によって専門医に相談をいたします。

手術のインフォームドコンセント(手術内容説明と承諾書サイン)

医師と患者さんの都合を確認の上、日時を設定し、手術説明を行います。手術日程、手術内容、輸血説明等を約1時間位かけて説明いたします。当日は患者さん御本人とご家族の出席をお願いしますが、他にご出席なさりたい方がいらっしゃればおっしゃってください。
病状・手術内容は疾患別の説明用紙を用いて行い、手術承諾書にサイン後、承諾書と説明用紙はコピーを作成し患者さんと医師双方で保管することになります。

麻酔医訪問

手術日当日の予定(入室時間、投薬の時間など)の説明があります。手術室に入ってから手術が始まるまでの流れやどのようなことをされるのか、麻酔に対するアレルギーや、最終確認を行います。麻酔に関する疑問にお答えしています。

手術前日までの処置

シャワーまたは清拭にて手術部位を中心に十分な清潔管理をお願いします。
術前に発熱、感冒症状、消化器症状が見られた場合は手術が延期となりますのでご注意ください。

手術日当日

通常、朝8時半に病棟から手術室に向かいます。点滴確保、麻酔導入、各種モニター装着に約1時間を要します。その後、前胸部~腹部~鼠徑部(そけいぶ)~下肢(バイパス術の場合のみ)を消毒します。
ご家族の方には通常病棟にて待機していただきます。
(遠方よりお越しのご家族のために宿泊施設をご紹介いたします。ご相談ください。)

手術内容、時間は患者さんの病気によって異なります。
詳しくは手術の方法を参考にしてください。

手術室内最終チェック

集中治療室(ICU)移動

モニター装着

家族面会と説明

術後当日

手術後は集中治療室にて経過観察いたします。重症な場合を除きほとんどの患者さんは、夕方の面接時間にご家族とお話しすることができます。ロボット手術などの術式によっては、手術当日に食事、歩行が可能な場合もあります。

翌日から

翌朝より、食事が可能です。体力の早期回復、さらには合併症予防のために、術後の創の痛みをなるべく軽減させたうえで、早期離床を目指し術後心臓リハビリを進めます。

一週間前後で退院

術後は1~2日で一般病棟に戻ります。早期回復、早期退院に向けて院内の心臓リハビリテーションを行なっています。その後必要な術後の検査を行い、手術から1週間前後で退院となります。

術後は24時間体制でアフターケアー

退院後は、紹介医の先生に経過を診ていただくことになりますが、 手術後のことで困ったことやお悩みの点がございましたら、 いつでもご相談頂ける様、24時間対応しております。