本日の日経の記事読みました。
日本再生戦略原案 20年目標
医療介護健康観霊異 新規雇用280万人 介護分野は慢性的な人材不足! 50兆円新市場
この記事を読んでおもったことは
日本はもはや家電エレクトロニクス(古い言葉ですね)、トヨタでは国が持たないと判断したのでしょう。
そして
280万人の新規雇用?馬鹿じゃないの?現在の医療系の就業人数は役220−250万人、これよりも多い人を医療関係に新規雇用をさせるとは。。
280万と言うことは併せて500万人が医療にかかわるということで、20人に一人が医療関係者になると言うことです。こんな国どこにあるのでしょう?
医師は30万人です。実働20万以下くらいでしょうか。それでも500人にひとりは医師です。
厚労省は医師一人あたりが消耗する医療費を1.5億円で30兆円、これを1%も上げないようにしていままで医療費を削減してきました。自然増では簡単に50兆を超えるからです。
ところが医師を増やさずに医療を取り巻く雇用確保と称して280万人の雇用を打ち出すのはナンセンスです。
結局サプリ業界や、安い人件費を使って人材派遣をする会社のもうけが上がるだけ。
慢性的な介護職員が少ないことの諸悪の根源は、介護職の資格が簡単に取れるけれど給与が低いからです。国は免許を取り介護職になれと言うけれど、介護の免許ほど低賃金で食えない免許はありません。それならいっそ、国は雇用を増やしたければ、医師免許を取って下さい、あるいは薬剤師資格を取って下さいといったら良いのです。国は介護の仕事は誰でも出来る、簡単にできるどうでも良いと思っているので資格を簡単に取らせる仕組みを作っているだけなんですね。国民を愚弄しています。
再生戦略まだまだ愚かな方針が続きます
次世代自動車新車販売50%、格安航空2−3割に。。。
日本を東南アジアの小国にするつもりなんでしょうか?民主党政権の”愚”は医療まで崩壊させていくのかとあきれてものが言えませんでした。