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心房中隔欠損症の手術1週間後には、会社へ復帰

手術1週間後から、会社へ出勤し、2週間後からは通常業務をこなしています。毎日、毎日、回復に向かっていることを実感しています。

2月 心房中隔欠損症(ダヴィンチ) 石村弘子様

ニューハート・ワタナベ国際病院
渡邊 剛先生、
チーム・ワタナベの皆様方へ

前略

心房中隔欠損症のダ・ヴィンチ手術をしていただき、誠にありがとうございました。

2年前に、心臓の違和感と息苦しさから、軽い気持ちで受けた心臓CT検査により、先天性の心房中隔欠損と診断を受けました。それまで、どちらかといえば、まったくの健康体で病院にいくことを極力避けていた私にとっては、心臓疾患のような重病が自分に降りかかることなど考えたこともなく、晴天の霹靂。毎晩就寝時には、今晩にでも心臓が止まってしまうのではないかという不安感に襲われ、しばらくは、パニック状態でした。

CT検査を受けたS病院では、その後いくつかの検査をし、1,2年のうちに心房中隔欠損の治療をするほうがよいという診断でした。

今の時代は、心房中隔欠損症のような病気であれば、インターネットから様々な情報を得ることができます。金属のアンプラッツァーを心臓内に装着するカテーテル閉鎖法が保険適用の安全な最新治療として掲載されています。その他、手術の選択もあります。

病気についての情報は得ることができますが、私にとっては、心臓の欠陥という大問題で何とかしなければいけないと思うけれど、どうして良いかわからない。何が、正しい選択なのかわからない。不安だけが募る毎日でした。

そして、自分では、カテーテル閉鎖法により治療するという選択が正しいことを証明するつもりで、セカンド・オピニオンを得たのですが、そこでの診断結果が、急いでカテーテル閉鎖法を受ける必要はないということと、新しい治療法もでてくるので様子をみたらというものでした。

すぐに、治療の必要はないということで、半年毎の検査をしながら、様子を見るというサイクルに入りました。血液検査と心エコーを受け、とくに薬の処方があるわけでもなし。運動をするようにという指示でした。運動をすると、以前よりも、不整脈を感じる回数が増えてくるようになり、今のままでは、半年毎のチェックを受けながら、心臓の状態が悪くなるのを待つだけではないか・・・!と思うようになりました。

大変幸運なことに、この病気が発見されたときに、渡邊剛先生が新しく病院を開院されるので、そこへ行くようにという紹介を受けることができました。しかし、私のような心臓病としては、もっとも軽度な患者が渡邊剛先生のような素晴らしい先生のお力を借りるより、渡邊先生のお力でなければ治療できない患者さんが渡邊先生のお力を借りるべきだと思っていました。

この考えを変えたのは、やはり、インターネットによる情報収集によりアンプレツァー装着のリスクを目にしたことです。心臓に金属の部品を装着するということが、大変不安で、これによる治療に踏み切れない自分がありました。かといって、従来の手術では傷も大きいし回復までの時間もかかる。何よりも、リスクが最小で、できるだけ自分の身体に負担のない治療を選択したかったということが、最終的に、渡邊先生にお願いしてダ・ヴィンチによる手術を選択した理由です。

今日は、術後、一ヶ月目です。手術1週間後から、会社へ出勤し、2週間後からは通常業務をこなしています。毎日、毎日、回復に向かっていることを実感しています。

ニューハート・ワタナベ国際病院を選択し、入院・手術を受けたことを本当に良かったと実感しています。なによりも、先生方、スタッフの方々が、大変、親身になり、しかし、早く回復するように、激励をしていただきながら、お世話していただけたことが印象的でした。渡邊先生から、手術前夜に「あなたが頑張るのです。手術前に激励に来ました。」とおっしゃっていただいたことは、病気を治す主役は自分でなければいけないと感じた瞬間でした。私は、わがままな患者で、検査でも痛くないように麻酔をしてほしいとか、検査や手術が怖い怖いと愚痴をこぼし、ずうずうしく、色々とお願いをしました。それをきちんと聞いていただき、本当に不安なく検査から退院までの9日間をすごすことが出来ました。

お医者様、スタッフの皆さんにとっては、多くの患者の一人にしか過ぎないとは思いますが、大変、丁寧にご対応いただき、いやな思いをすることがまったくありませんでした。心臓を切って、縫って、1週間後には、会社へ復帰できるとは、あまりに元気なので本当に心臓手術したのかしらと思ってしまうところですが、先生からも中古ボディーに新しいエンジンがついたようなものなので、調整には多少時間が掛かりますという言葉をいただいたので、無理をせず、でも早く回復するようにリハビリしながら、新しいエンジンを慣らし運転し、これからは今まで以上に世のため、人のため、がんばっていくつもりです。

チーム・ワタナベの皆様方、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。また、多くの患者さんが、チーム・ワタナベの恩恵を受けられるよう、ニューハート・ワタナベ国際病院の益々の発展をお祈りしております。

敬具

2016年3月15日

石村 弘子


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