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2015年03月27日『Backup』 心臓のロボット手術のゴッドハンド

2015年03月27日『Backup』超絶技巧

驚異を実現する異次元領域の「神技」に迫る
八イブリッド手術、ロボット手術、SN生検 etc.

医学ジャーナリスト松井宏夫

さらなる難手術に立ち向かう
耀ゴッドハンドたちの奇跡の指先
ハイテク医療最前線に迫る!

近年、目覚ましい飛躍を遂げているという医療の分野では、
心臓外科手術や、胃がん治療、前立腺がん手術など、各分野において、
超絶技巧を誇って世界的に注目を集めるスーパードクターたちが活躍する。
そんなドクターたちと接し、先進医療の前線を見つめてきた
医学ジャーナリストに、スーパードクターたちの超絶技巧ぶりを聞いた。

心臓外科の分野におけるロボット手術の名医渡邊総長のゴツドハンド

胃の先端治療ということになると、ロボット手術も注目されている。そのゴットハンドと呼ばれる名医には、藤田保健衛生大学上部消化管外科の宇山一朗教授がいる。日本における腹腔鏡手術のパイオニアで、1997年には腹腔鏡による胃の全摘手術に成功。現在は、内視鏡手術用ロボット「ダ・ヴィンチ」を使用したロボット支援手術の技術向上と発展に取り組んでいる。2006年に王貞治氏の胃がん手術を行ったことでも有名だ。
「宇山教授は、ロボット手術の天才とも言える方です。ロボット手術は2014年に厚生労働省の先進医療として認められましたが、それも宇山教授の功績です。ロボット手術で用いられるのは、アメリカ製の医療ロボット「ダ・ヴィンチ』。現在日本に160台ほど導入されており、アメリカに次いで第2位の普及台数です。導入自体は韓国のほうが早かったのですが、宇山先生の功績により、かなり浸透していて、たとえば前立腺がんの手術では、ほぼ100%がロボット手術です」 「ダ・ヴインチ」は、医師が3D画像を見ながら遠隔操作するコックピット、患者の体内に入るロボットアーム付きのペイシェントカート、さらに手術画像を映し出すビジョンカートで構成される。人間の手に当たる鉗子は7つの関節を駆使して自由自在に滑らかに動く。また、どんな名医であっても人間の手は微妙に震えてしまうが、その震えがロボットアームに伝わらない「手ぶれ防止機能」もある。ほかにも遠近感を持つ3D両像を見ることができたり、最大15倍までの拡大視が可能など、ロボット手術のメリットは計り知れない。患者の体には小さな傷しか残らないため、術後の回復も早いという。そんなメリットだらけのロボット手術を、心臓手術の分野で手がけるという、ゴッドハンド医師が日本にいる。心臓のロボット手術ができるのは、2015年2月現在、日本ではふたりだけ。つい最近までは渡邊総長が唯一の存在だった。
「心臓手術の名医・渡邊剛先生です。元金沢大学病院心肺・総合外科教授で、2014年5月に東京都杉並区にニューハート・ワタナベ国際病院を開院し、総長を務められています。渡邊総長は同病院をロボット手術病院として機能させ、4年後には年間2000例の心臓手術を行うという目標を掲げて、着実に実績を積み上げています。渡邊総長はドイツのハノーバー医科大学に留学中に年間1000例をこなした方ですし、実現可能な目標だと思いますよ。
ニューハート・ワタナベ国際病院は、心臓血管外科、循環器内科に加え、呼吸器外科、消化器外科、内分泌・一般外科の診療も行います。これには大きな意味があり、心臓病の患者さんは心臓だけを患っているのではなく、他の疾患も併せ持つ複合疾患であることが理由なのです。ロボット手術の中でも、心臓ともなると技術的には相当難しいため、つい最近まで渡邊総長くらいしかできませんでした。皮肉なことに、『ダ・ヴインチ』はもともと心臓手術のために開発されたという背景があるのですが、なかなか心臓手術に使うのが難しい実情です。ただ、前立腺がんや子宮がんの手術に関しては、すでにロボット手術が主流となっています」心臓病の患者は、心臓だけを診るのではなく、トータルな視点で治療しないと、救えるはずの命が救えない。それが渡邊総長が金沢大学病院時代に培ったノウハウだという。だからこそ、99.8%という世界最高の手術成功率を実現できたのだ。

渡邊剛総長
(心臓血管外科ほか)
ニューハート・ワタナベ国際病院 金沢大学医学部卒。ドイツで最年少心臓移植執刀医としで“天才心臓外科医”と称され、世界のベストドクターにも選ばれた。金沢大学病院他を経て、2014年5月よりニューハート・ワタナベ国捺病院総長に就任。

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