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2014年11月20日 『金澤』世の中で可能な最高の医療

金沢との出会い、
金沢で培ったもの、金沢への思い。

現代の「ブラック・ジャック」と言われる天才的外科医、渡邊剛。金沢にはいろんな縁もあり、第二の故郷ともいえる金沢への思いを金沢、片町の日本料理店『銭屋』にて聞かせていただいた。

-今年の春、金沢大学医学部心肺・総合外科の教授の職を離れ、東京で自らの新しい病院を立ち上げられましたが?

・何よりも、より多くの心臓病患者のために、最新の技術と機械をそろえたベストの環境で、最前の手術をしたいという「ハイエンド医療」の思いを実現させるためなんです。

-東京で生まれ、麻布学園へ入学、東大進学率や自由な校風でも評判の人気校から、なぜ外科医を死亡し、金沢大学医学部を選んだのですか?

・中学校の3年生のとき、友人に勧められて読んだ手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』。その衝撃的な内容の漫画との出会いが、外科医そして金沢大学医学部へとつながりました。漫画のブラック・ジャックはアウトローの下界ですが、その権力には左右されず、孤高のスペシャリストとしての存在に憧れました。私は心臓外科医を目指すと決め、医学部のある古きよき街である金沢を選んだんです。そして食べものに関しても、金沢には甘エビなど、おいしいものもたくさんありそうでしたしね。

-金沢での生活で、記憶や印象に残っていることはありますか?

・金沢での下宿生活は、格子戸など古い町屋が並ぶ東山地区でした。大海町で魚や肉、野菜など買い出しして自炊していましたよ。国家試験の直前には、同級生の友人3人と試験合宿と称して、3カ月合宿生活を送りました。勉強して、自炊して飯食って、勉強してと、缶詰め状態で頑張り、3人とも無事合格出来ました。普段遊んでばかりいたということもあり、6年分を3カ月間で取り戻すというようなものでしたね。今でもよく思い出すのは五六豪雪のことで、東山の細い通りが雪に埋もれて大変でした。
金沢での学生生活は、今の私の大切な部分を形作ってくれたように思います。人々の心づかいや、人の佇まい、おもてなしの心など、たくさんのことを教えられました。

-卒業後、研修医として横浜の病院などを得て、また金沢大学付属要因へ戻られた理由をお教えいただけますか?

・当時、金沢大学第一外科(現心肺・総合外科の前身)に、心臓外科の名医である岩教授がおられましたので、金沢大学へ戻り心臓外科に集中していました。その後、さらに上のレベルを目指すべく、ドイツの心臓外科の名医の元へ留学し、とても厳しい環境の中、手術の技を磨きました。言葉や習慣など、かなり苦労しましたが、それもまた他では得られない経験だったと思います。

-ドイツで学んだことが大きく飛躍するきっかけとなりましたね。

・留学したドイツハノーファー医科大学では、2千件を超える心臓手術を経験し、日本人としては最年少(32歳)での心臓移植を執刀させて頂きました。その語帰国し富山医科薬科大学(現富山大学医学部)助教授を経て、金沢大学医学部心肺・総合外科の教授となりました。人工心肺を使わないオフポンプ手術など、最新の技術を導入し、心臓外科の最先端を研究しました。2005年から世界最先端の外科手術用ロボット(da Vinci Surgical System)通称「ダヴィンチ」を導入し、日本人として初めてロボット心臓手術を行いました。

-ハイエンド医療とはどのようなものなんですか?

・現在、世の中で可能な最高の医療の事です。それぞれの患者や症状に応じたオーダーメイド医療、つまり最適なハイエンド医療を提供し、より多くの患者を助けたいんです。患者に負担の少ない内視鏡手術ですが、さらに最先端のロボット内視鏡「ダヴィンチ」ならば、より手術の幅も広がり、患者にとってより出血や傷跡の少ない内視鏡手術が実現できるのです。実際に手術を受けた患者が、術後はほとんど痛みもないと驚きます。これまで心臓手術といえば、胸を開け肋骨を開け、回復に長い時間がかかっていましたが、「ダヴィンチ」を使えば、身体を切らずに小さな穴を数か所帰るだけなので、身体への負担が減り、回復が早くなりました。また、狭い病室や古い環境ではなく、金沢で培ったおもてなしの心で、清潔でゆったりした秒櫃や最新の設備などを整え、保険診療の範疇においても、上質な環境を提供したいと思っています。

-メールでの対応もされていると聞きましたが?

・ネット外来というものをご存知ですか。誰もがメールで相談できるようにしています。現在の医療システムでは、患者や患者の家族がドクターに気軽に相談できるような仕組みにはなっていません。ちょっとセカンドオピニオンを聴きたいということも、容易ではありません。メールでの問い合わせには、全て、私が対応しており、多くの患者や家族とやりとりを重ねてきました。その中から手術すべきか否か、相談したうえで、診察がはじまり、手術を選択することもありました。心臓に関することで困っている患者を救うためには、いろんなチャンネルが必要ではないかと思ったんです。

-新たに病院を立ち上げられた思いとは?

・心臓の問題で悩む患者のことを最優先するなら、対応できる環境や設備は自らよういするしかないと考え、東京に病院を造る決心をしました。新しい心臓外科と、新しい心という意味でニューハートと名付けました。外からもガラス張りで見える手術室には、手術見学設備もあり、手術を見ることも可能にしています。すべてをオープンにし、患者のご家族にも安心して頂けるようになっています。病室は、結構保険などが使える部屋も含めすべてを個室にしました。それによりゆったりとした医療空間になりました。また特別室は、和風のインテリアのお部屋、モダンでおしゃれな部屋などを用意しました。ぜひ一度見に来てほしいですね。よく誤解をされるのですが、最新の医療機器や設備、おしゃれな病室などを見て、お金持ちだけ(自由診療)の病院と誤解されることもありますが、先程も言いましたが、ダヴィンチ手術以外は、通常の保険診療を行っていますので、心配はご無用ですよ。また、医療コンシェルジュが居て、患者やご家族の様々な要望を聞いて対応するようにしています。病院に来られる方は多くの不安を抱えています。だからこそ、少しでも心地よく安心できるよう、ドクターやナースとのコミュニケーションをより円滑にしなければと思ったんです。不安をなくし良い医療環境にいることで、気持ちも安定し、術後の回復も早いようです。これも、金沢で学んだおもてなしの心ですね。

-来春には新幹線も開業し、金沢と東京が2時間半とより近くなりますね?

・金沢や北陸の方々にもより便利になると期待しています。朝の新刊線にのれば、午前中の外来に間に合うのですよ。あらかじめご連絡いただければ、東京駅から杉並の病院まで送迎もしています。それから、病院で提供している通常の食事も、『銭屋』から料亭のもてなしの心を導入し、コーディネートしたメニューです。究極の手術と至高の料理の組み合わせを目指しています。私たちは、より多くの患者が元気になるようにと願い、最前で最新のハイエンド医療を提供し、一人でも多くの患者を助けるべく、経験豊富な専門スタッフを集めた「チーム・ワタナベ」として、手術成功率99.6%という水準で、最先端で安全な治療を実現しています。なお、病院に行けないという方は、ホームページからメールでの問い合わせや相談も可能なので、気軽にお問い合わせください。

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