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心臓手術のスペシャリストの心臓血管外科医渡邊剛。狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤、弁膜症、心房中隔欠損症への手術方法や実績

手術について

成功率99.5%の秘訣

弁膜症の手術

手術後の生活

心臓はほとんどが筋肉(心筋)でできた臓器であり、トレーニングを怠ければ弱ってきますし、鍛えればどんどん元気になっていきます。

心臓手術の後だからといって生涯無理ができない体になることはありません。

手術によって心臓の負担は以前より軽くなっているわけですから、手術後の健康管理、トレーニングを行うことで、以前よりも元気な体になっていきます。

弁形成術は一発完治が大切

退院直後は手術に伴う体力の低下や、キズの痛みが残っていますが、日に日に良くなっていきます。ただし、横になってばかりでは体力の回復は望めません。無理をしない程度で少しずつ体を動かしていくように心がけてください。

胸骨正中切開で手術を受けた患者さんは、切った胸骨がくっつくまでの2ヶ月間は上半身の力仕事を避けなくてはいけません。

人によっては体液の貯留を起こすことがあります。急な体重の増加や、足、顔のむくみが出てきた場合にはすみやかに主治医と連絡を取ってください。


食事について

規則正しく、また栄養を考えたバランスの良い食事を摂りましょう。

塩分の取りすぎは、血圧の上昇、体液の貯留を促すため禁物です。入院中の食事をお手本にした減塩食を心がけてください。

ワーファリンを内服中の方は納豆、クロレラ等は禁止ですので気を付けてください。

高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などの成人病を合併している方も多いと思いますので、主治医と相談してください。栄養指導を受けることもできます。


運動について

心臓はトレーニングによりどんどん元気になっていきます。

ただし週に1、2度の激しい運動をするよりも、毎日の1時間ほどの散歩など、緩やかな運動を継続する方が効果があります。入院中に行った心臓リハビリテーションを退院後も通院して続けることも可能です。主治医の指示に従い、少しずつ運動量を増やしていきましょう。

ゴルフや水泳など、本格的なスポーツは一般的には術後4〜6カ月で可能ですが、主治医に相談してください。弁置換術後にフルマラソンを走り切った人、エベレスト登山に成功した人もいます。


抗凝固療法(ワーファリン)

弁膜症術後には、必要に応じて血栓予防のためワーファリンを毎日服用しなくてはいけません

機械弁の場合は一生涯、生体弁や弁形成の場合には心房細動などの不整脈がなければ3カ月ほどの継続が必要です。ワーファリンの効果は個人差があるため人によって必要な量が異なります。また体調や食生活などで同じ人でも効果に変化が生じるため、定期的に血液検査を行い、内服する量を調整しなければなりません。


注意すること

  • 納豆、クロレラ、青汁などはワーファリンの効果を弱めてしまうため摂取しないでください。
  • ワーファリンにより血液が固まりにくくなっていますので出血には気を付けてください。
  • ワーファリンを服用している際に以下のような症状が現れた場合には、速やかに主治医に連絡してください。

※過度のあざ(皮下出血)
※出血が止まらない
※尿や便に血が混ざる
※異常な鼻血
※歯ぐきからの出血
※吐き気、嘔吐、意識障害


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